エイジ・オブ・ウルトロンの原案マンガを読みました
タイトルのとおり
MARVELコミック『エイジ・オブ・ウルトロン』を読みました
- 作者: ブライアン・マイケル・ベンディス,ブライアン・ヒッチ,秋友克也
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2015/05/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (5件) を見る
- 作者: ブライアン・マイケル・ベンディス,ブランドン・ピーターソン アレックス・マリーヴ ブライアン・ヒッチ ポール・ニアリー ブッチ・ガイス カルロス・パチェコ ロジャー・ボネット,秋友克也
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2015/06/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
さて
いちおー説明しておくと
こちらのマンガども、映画『エイジ・オブ・ウルトロン』とは無関係です
タイトルがおなじなだけで内容は1ミリもカブってません
とはいえ読んでなかったなーってのと
ちょっとウルトロンが出てくるコミックを邦訳で読みたいなーというのがあったので
今回2冊買って読んでみたわけなんですが
これが
つまんなかったのよ……
つまんなかった……
こんなにめちゃめちゃにおもしろそうなビジュアルなのにすげーつまんなかった……
まるでメタルクウラのごとく大量にいるウルトロンに
ボッコボコにされたヒーローたち!
ウルトロンに支配された世界をどうやって救うんだろう……!
とめちゃめちゃに期待を煽ってくれる見事なイラストですね
ぜんぜんそういう話じゃなかったけど……
そもそも(そもそもか?)映画『エイジ・オブ・ウルトロン』も
まわりの「アメコミ読んでるぜ」って人たち以外にはいまいち評判よくなかったカンジがありますね……
曰くいちばんよく見た感想は
「ウルトロンに魅力がねー」
ってヤツ
確かにロキに比べるとアレかもしれないけど
見てるあいだは
「おぉー! あんなにマンガだとかわいげがない、ただ強いだけのウザいやつなウルトロンがこんない愛嬌ある悪役になるなんて! いい映画だなー」
なんて思ってたんですけどね……
うん、「原作に比べると」って評価軸ではあるけど……
あと
「ジャービスがビジョンになるなんて!!! すごい展開だ!!!!」
って感動したりしたけど
これも原作知らないと「は???」
ってカンジになりますわな……
うん……映画『エイジ・オブ・ウルトロン』についてはだいぶ補正アイはいってるかもしれない……ごめん……
僕は前作『アベンジャーズ』より好きなんだけどな……
冒頭の戦闘とか最高だしさ……あとホークアイとか……
話がズレた
マンガのほうの『エイジ・オブ・ウルトロン』な
で、なにがおもしろくなかったかっちゅーと
あんまり書くとネタバレになる(おもしろくなかったけどみんなにはできるだけ読んでほしい)
からかいつまんで書くと
ウルトロンとぜんぜん戦わないんだよ!!!
ビックリした
ていうか
ウルトロンがぜんぜん出てこない…………
なんだそりゎ…………
量産型ウルトロンは出てくるけどウルトロン本人はマジで数コマしか出てこない……
ぜんぜんしゃべらない…………
オドロキだよ…………
ウルトロン目当てで買ったのに…………
で、
誰が目立ってるかっちゅーともうこれはもう延々ウルヴァリンなんだ……
ウルヴァリンがなんやかんやする話
表紙からはまったく想像できねえ内容だけど
延々ウルヴァリンです
延々ってこたねえけど
2巻で延々ウルヴァリンだからそんな気がするだけで
じつは1巻にはウルヴァリンあんまり出てないんだけど
ほんともうだいたいウルヴァリン
で、なんかメデタシメデタシ風に終わるんだけど
なんか「え? これでいいの?」って終わり方なんだょ。。。
めっちゃモヤモヤする……
で、しかも解説書読むと
「じつはこの作品のほとんどは本筋の並行世界で~」
って書いてあって「オォーーーーイ!!!!」
ってひっくり返って終わる。
死にたい
なんか全体的にトホホですけどいいところもある
まず「最近の作品である」
ってトコでしょうか
2013年の作品なのでかなり最近です
アベンジャーズがやたらいろいろあるので賑やかですね
スティーブ・ロジャースもこのころはマスクかぶらず
キャプテンアメリカもやらずに過ごしてます
あとこの頃のスパイダーマンは「スペリアー・スパイダーマン」(なんやかんやあって中身が違う人になっとる)らしいです
そのあたりはタイ・イン集の『エイジ・オブ・ウルトロン:コンパニオン』がくわしいらしいんだけど読んでない……
スペリアー・スパイダーマン誌はかなり興味があったので惹かれるところです*1
あと絵がカッコいい
絵が……
ちょっと苦しくなってきたな……
でもホントにカッコいいです
特にこの「だんだん進化していくウルトロンを段階的に描く」
バリアントカバー*2はメチャメチャカッコよくて漏らす
問題は「本編の内容にカスりもしてない」ってところなんだけど……
でもホントカッコいいんだよ……
これは大きいサイズで見たいなあ
MARVEL公式サイトとかで見られるかなあ
結論
興味深い点も多いけどあんまりおもしろくなかったでーす
うえーん…………
これなら『フィアー・イット・セルフ』を訳して欲しかったな……
ザル翻訳アプリでひととおり読んだけど……
うーむ
結局アメコミをフルで楽しむなら英語力を身につけて原書のオン・ゴーイング*3を読みまくるのがいいんだろうネ……
デジタル配信もされてるしね……
あ、こないだも言ったかもしれないけど『シビル・ウォー:ファンタスティック・フォー』はめっちゃおもしろかったよ……
あとこれもこないだ言ったけど『アントマン:セカンドチャンスマン』もね……
おもしろいヤツはほんとにめちゃめちゃおもしろいんだよ……
いやしかし……『エイジ・オブ・ウルトロン』は本当におもしろくなかった……
『コンパニオン』もせっかくだから読んでみますけどね……
クロスオーバー展開の「本筋以外」をまとめて邦訳したヤツ
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン:プレリュード (ShoPro Books)
- 作者: ウィル・コロナ・ピルグリム他,ジョー・ベネット他,光岡三ツ子
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2015/07/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (4件) を見る
あと案外これがおもしろいらしい
ウルトロンがウジャウジャ出てくる『ウルトロン・アンリミテッド』とかがちょびっと収録されてるらしい
- 作者: ニック・スペンサー,ラモン・ロザナス,御代しおり,石川裕人
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2015/08/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (6件) を見る
コレはホントに傑作だし
コレ一冊で完結してるし
アメコミ初挑戦でもスウッと読めるから読もう
- 作者: ブライアン・マイケル・ベンデイス,マイク・デオダート,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2014/06/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (4件) を見る
個人的にはこれもコメディ色強くて
初心者オススメなんだけどちょっぴり予備知識いるかもしれない
いらないかもしれない
僕はメッチャ好きです
あとまたDCモノも買いたいな……
『ノーマンズ・ランド』2巻結局買ってねえしな……
邦訳本だと
『フォーエバー・イビル』『フラッシュポイント』あたりが気になってます
むむー
フォーエバー・イービル(THE NEW 52!) (ShoPro Books THE NEW52!)
- 作者: ジェフ・ジョーンズ,デイビッド・フィンチ[,高木 亮
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2015/07/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 作者: ジェフ・ジョーンズ,アンディ・キューバート,秋友克也
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2012/05/19
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 37回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
鉄血のオルフェンズのアトラちゃんを描きました。だいしゅきですが設定画をはじめて見た時から「死臭が漂っている……!!」と感じているのでこの先とても心配です pic.twitter.com/ag1aZsRsbn
— ロマンキャンセル澤口 (@barzam154__) 2015, 11月 1
ガンダムほんとおもしろい