人間は3時間以上集中するのはムリゲー
だとついに確信した。
最近ようやくだいぶ楽になって来たんだけど先々月くらいまで延々毎月忙しくて、その多忙な中でも仕事・趣味双方ともに生産性を上げるにはどうしたらいいかって考えた末に疲れを感じたらチャッチャと昼寝するとか喫茶店にサボりにいくとかなるべく8時間以上働かないとか休日出勤しないとか意識しながら頑張ってたんだけど、最近偉い人の日常を綴った本読んだらやっぱりみんなサボりまくってたのでやっぱサボりまくるのは最高で延々働き続けてるやつは変態かアホということがわかったのでみなさんサボりましょう。
天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々
- 作者: メイソン・カリー,金原瑞人,石田文子
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2014/12/15
- メディア: 単行本
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まず最初に断っておくんだけどこの本は大して面白くない。
というのもそもそもブログとかに羅列してたことを本に起こしたものらしく、全体的に読ませる文章ではないし読み物としてあまりにもそっけないところがある。
が、1セクション1セクションが非常に短くて2分とかで読めるので電車の中で2篇だけ読むみたいなのに向いてる。
結果なかなか読み終わらないんですがそれをコスパがいいと見るかどうかは君たち次第です。
例えば『変身』で有名なフランツ・カフカなんかは当時労働者保険協会というところで、1日に6時間ほど働いていた。
2時まで働いたら3時過ぎまで飯を食い、家に帰って7時まで寝て起きたら軽く運動をし、そのあとなんと1時間の散歩に出かけてしまう。
帰ってきていよいよ執筆を始めるのかと思えば今度は夕飯を食い、それからようやく執筆を始めるという生活をしていたんだそうな。
これだけ読むと「なんと悠々自適な生活なことか!」とも思うがこの生活についてカフカは
「時間は足らず 、体力は限られ 、職場はぞっとするほど不快で 、アパ ートはうるさい 。快適でまともな暮らしが望めないなら 、うまくごまかす技でも駆使して 、なんとか切り抜けるしかない」
と恋人にこぼしていたらしい。
まともな大人なら「なんとダラけた生活だろうか!」とも思うだろうが、僕はこのカフカの生き方は素晴らしいと思う。
そう、俺たちはなんとか誤魔化しながら生きて行くしかないのだ。そのために散歩したり飯を食ったりという行為はどうしても必要で、会社で眠くなったら寝るべきである。
そんな感じでこの本を読むと「みんな結構サボってんじゃん!」ってなり、割と気が楽になったりするのだがたまに「毎日15時間働いてたはw」みたいな偉人が登場して「ふざけんな後の世に迷惑だぞ死ね!(死んでる)」ってなったりするのでまぁ人によりけりケースバイケースなので君の人生に合わせて都合よく解釈して生きていけばよろしい。
とりあえずいま勤めてる会社は給料は安いけど割とおおらかで、出社時間とか連絡すればテキトーでいいし仕事ちゃんと進めてれば「なんか今日6時間くらいしか働いてないけど直帰するか」みたいなのが割と成立するし昼飯とか時間自由だし社長の椅子からパソコンの画面丸見えな人たちがtumbler見てたり艦これやってたりして割とフワフワしていけるのでそこは楽なので俺も無理しないで生きよ! って思った。
ただお金はもっと欲しいな。アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージのガチャを天井まで回したあと「おいサイゲームスとバンダイナムコふざけるなよ」ってガチャのスクリーンショットツイッターに貼るような生活がしたいから給料倍くらい欲しいです。
「僕はお金がたくさんあるのでバーザムさんに恵んであげたいです」という人は連絡ください。
逆にもう絶対やりたくないのはお店やさんの店員さんでアレはかなりクソな部類の仕事で、基本もう接客業はやりたくねえなみたいなのがあるんだけど接客業やったおかげでギリギリ初対面の人と会話成立させられるみたいな面もあり物事のいい面だけ見て生きていきたい。
ちなみに先日止むを得ず休日出勤があったのですが今週代休を取れるかどうかは微妙なところです。
さよなら