池袋晶葉vsアイアンマン特設ページ

4月2日ゲスト情報・本編内容追加

2016年4月10日

大田区産業プラザＰｉＯ１Ｆ大展示ホール

歌姫庭園9

シンデレラメモリーズ８

ン21　千葉シッカロールズ

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池袋晶葉 VS アイアンマン #1

頒布します。

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アイアンマンと池袋晶葉……

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真の天才はどちらなのか……

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究極の戦いが今はじまる……

**ゲスト参加者*1**

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ハンバーガー

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koredason

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志画内まいと

シナリオを担当したハーフ千葉県民

タワーク・コジマ氏のメッセージをご拝読ください

f:id:barzam154:20160213140327j:image タワーク・コジマ

1975年千葉県生まれ。アメリカ人と日本人のハーフで、アメリカには行ったことがない。テレビゲームとニチレイの肉巻きポテトをこよなく愛する。このたび『池袋晶葉vsアイアンマン』のシナリオを担当した

■池袋晶葉とトニー・スタークという二人の天才

　当然この同人誌を描こうと決めたきっかけは池袋晶葉にあるんだ。でも元々二人は親和性がとても高いと思っていた。この二人は素晴らしいメカニックの発明技術を持っていて、自分に絶対の自信があり、傲岸不遜とも言える態度を取っている。

でもその内面はとてもナイーヴで、居丈高な態度は自分に自信がないことの裏返しなんだ。ほかのだれにも取って変われない、特別な技術を有しているにも関わらず、周りのすばらしくキュートで社交性に満ちている女の子や、血清やガンマ線の力で人智を超えた力を持つチームメンバーに囲まれている事に対して常にコンプレックスを抱えているんだ。とてもエキサイティングな類似性だと思ったよ。

　さらに注目すべき事は晶葉もトニーも、根幹にファーザーコンプレックスを抱えているということなんだ。両者とも偉大な父に追いつきたい、愛されたいという気持ちを抱えている。ここまで来ると池袋晶葉とアイアンマンは仲良しだ、なんて言えないよね。この二人が顔を合わせたら同族嫌悪で絶対に喧嘩になると思うよ(笑)

■ヒーロー・コミックの有機的な楽しさ

　少しアメリカン・コミックの話をさせてくれ。といっても僕も読み始めたのはここ2、3年のことだしその全てを網羅しているわけでは当然ない。ここでは限定的に代表的なヒーロー・コミックの話をしよう。まったく読んだことがない、『アイアンマン』や『アベンジャーズ』の映画を見たことがあるだけ、カプコンの格闘ゲームをやったことがあるだけ、みたいな君たちに向けた話をするよ。

　日本の漫画で例えよう。例えば『ドラゴンボール』で悟空や悟飯が病気になって戦えなくなってしまうんだ。そんなときに承太郎やルフィが助けに来てくれるとしたらどうだろう？　または戸愚呂兄弟と剣心がバトルしたりするんだ。そんな『ファミコンジャンプ』みたいなことがごくごく自然に、日常的に行われているのがアメリカのヒーロー・コミックなんだ。

　彼らは出版社ごとに世界観を共有しているんだよ。偶然出くわしたヒーロー同士が手を取り合ったり、他所のヒーローの宿敵が別のヒーローと戦うなんてことがすごくよくあるんだ。

　例えば映画のイメージだとアベンジャーズといえばキャプテンアメリカ、アイアンマン、ソー、ハルク……といったメンバーが浮かぶだろうが、コミックのほうではときにスパイダーマンやウルヴァリンが混じってたりするんだ！

　アメコミに詳しくないころ、僕はこの事実を知ってめちゃめちゃに驚いた。そんなあっちからこっちから寄せ集めてきていいのか？ってね。でもアリだし、破綻もしてないんだ。なぜなら最初から世界観を共有してること前提でストーリーが紡がれているからね。そしてこの有機的で、自然体な作品間の融合がアメリカのヒーロー・コミックのとても魅力的なところなんだ。

そんなアメリカン・コミックの面白さをぜひ『アイドルマスター』好きのプロデューサーたちに知ってもらいたいというのも今回の試みの目的なんだ。どのヒーローがどのアイドルと絡むと面白いか、いろいろ考えたよ。例えば一ノ瀬志希の絶対的な天才性と、そこから来る常人とは違う世界が見えているようなイメージは、リード・リチャーズにそっくりだ！とかね。もちろんヒーローとアイドルが絡むと言っても恋愛要素はないよ。僕はアイマスのアイドルはやっぱりプロデューサーと結ばれてほしいと思っているからね(笑)。765プロ系の最近の作品はあまり追いかけれていないんだけど、初代や360版の天海春香のエンディングは悔しかったよ。「伊織や美希とは付き合えるのに、なんで春香とは一線を引くんだよ！」ってね。僕はあの頃天海春香がいちばん好きだったから……。

■ここからアメリカン・コミックに触れてほしい

　当然「アメリカン・コミックなんて読んだことないよ」というプロデューサーが多いだろう。しかもこの本はあまりその辺を気にしないで書いてしまっているんだ。自分の書きたいものを書いたからね。でもとりあえず安心していい。巻末には補足のための解説を入れてあるんだ。これは邦訳されたアメリカン・コミックには付き物で、さらりと流されている専門用語や、その本の中では触れられていないキャラクターの関係性なんかがわかりやすく解説されていて、物語を読み解くのにとても役に立つんだ。

　この解説はとても不思議で、例えば「くわしくは〇〇を読もう！」とか書いてあると、その本を読まずにはいられなくなるんだよ！その解説で要約されているというのにね。だからこの本の解説を読んだ人たちも、「なにかわからないけど元ネタが気になるな」って思ってくれるのを期待してるよ。一緒にアメリカン・コミックの沼に浸かろう！そこには長い歴史の中で継ぎ足して継ぎ足して愛されてきた秘伝のタレがたくさんあるんだ。バットマンなんか70年以上も愛され続けてきて、休まず漫画が連載されているんだぜ！とてもクレイジーだろう？

　まずはこの『池袋晶葉vsアイアンマン』を読んでみてほしい。ここからとても素敵な出会いがあるはずだ。それを楽しんで！ヨロシクオネガイシマス！

※このページに書かれていることは７～８割ウソです

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