3年以上前に発売されたバットマンのゲームをいまからでもいいからやれっていう日記
ここしばらく『バットマン:アーカムシティ』というバットマンのゲームをやってたんですが
昨日、ようやくほぼゲームやりつくしたなと自分のなかで納得できるカンジになったので
ブログ書きます
とにかくこのゲームが僕の人生のゲーム10選に入るくらい素晴らしいものであったので
みんな買ってやるべきだと思います
「バットマン知らんし……」
「アメコミ詳しくないし……」
などという理由でこのゲームから目を背けるのはあまりにもブルシット行為だ
むしろこのゲームをやったあとバットマンの原作を買ったりするべきだ
ていうかマジで面白いんでみんなやりましょうってこと書きます
◆気ままにチンピラを殴って過ごせるのが楽しい
当方にはキャプチャー環境がないのですが
写真なしというのも伝わりにくしかっこ悪いので
今回は公式がアップしている動画から引用させていただきます
どんなゲームかというと……
めちゃめちゃわかりやすくいうと
「バットマンを操作するGTA」みたいに言っちゃっていいだろう
アホみたいな書き方だけど
だいたいそんな感じ
いわゆるオープンワールドってヤツですね
めちゃめちゃ広いマップをうろうろできるゲームっちゅう
で、当然プレイヤーはバットマンなので……
……バットマンの説明いる? いらんよな?
で、バットマンなので
飛べるんですよ
これがスゲー楽しくて
飛べるといってもバットマンは超能力者ではないので
あくまで高いところから「滑空」するだけなんですけど
これがスンゲー楽しい
基本的にマップの移動は
ワイヤーロープを引っ掛けて高いところに移動→マントを広げて滑空(ゲーム中では一貫してグライドと呼ばれる)、というのを繰り返すことになります
グライド中のアクションも急降下、急上昇、空中からの強襲などなど
いろんなものが用意されており、
慣れるとマップの端っこから端っこまで脚をつけずに移動なんてこともできます
この飛行アクションがゲームの展開をスピーディーにしており、
FalloutやThe Elder Scrollsシリーズのようなファストトラベルなしでもスムーズに遊ぶことができます*2
で、プレイヤーは気ままに犯罪都市・アーカムシティの高層ビルから街を見下ろし、
空を飛んでパトロールし、悪いやつがうろついてるのを見かけたら
そのチンピラどもをボコボコにするというスローライフを楽しむことができます
無論この街でやるべきことはいろいろあるのですが知ったこっちゃありません
おそらくこのゲームを購入した人の8割は
最初の3日くらいをこのようなプレイスタイルで楽しむことでしょう
とにかく囚人を適当にボコボコにするのが楽しいです
戦闘中の操作はおおまかにパンチやキックなどの通常攻撃、マント攻撃、回避、カウンター、道具の使用などに分かれているのですが
おもしろいのはカウンターです
基本的に銃を持ってないチンピラ相手なら、バットマンはただカウンターを連打しているだけで絶対に負けることはありません
プレステなら△ボタンを連打しているだけでバットマンは
敵の攻撃を捌く、バットを奪い取る、後ろにいるてきの腕を絡めて関節をキメる、投げられた消火器を投げ返すなどのスタイリッシュなアクションをカッコよくキメてくれます。当然ノーダメージで
攻撃なども同様で、プレイヤーがぽちぽちと適当にボタンを教えているだけでバットマンは過剰にカッコいいアクションでチンピラどもをのしていってくれます
この「簡単操作なのにカッコいいアクション」がとにかくこのゲームはズバ抜けており、
格闘ゲームの初心者用モードなどでよくある「連打するだけでコンボが!」みたいなカンジではなく、マジでものすげえカッコいい殺陣をその場その場でめちゃめちゃにキメてくれるのでとにかくボタンを押すのが快感になっていきます
コウモリ型手裏剣・バットラングをはじめとし、数多く用意されたガジェット類を絡めるとその戦闘アクションのバリエーションはすさまじいの一言で
とにかくバットマンのかっこよさを確認したいがために、プレイヤーは本来消化するべきストーリーをシカトして街をうろついているチンピラを探すことになります
このへんはもう「ええから動画見ろや」ってカンジなので
youtubeを貼ります
◆悪役がたくさん出てきて楽しい
バットマンに登場するヴィラン(悪役)といえばジョーカー*3……というのは
バットマンに詳しくない人でもオタク生活を送っていればなんとなく知っていると思います
本作ではジョーカーをはじめとしてこれでもかというほどヴィランが登場しており……
原作に明るくない方にもわかりやすいよう映画で出てきたヤツで例えると
『リターンズ』に出てきたペンギン、『フォーエヴァー』に出てきたリドラーやトゥーフェイス、『Mr.フリーズの逆襲』に出てきたMr.フリーズ、ポイズン・アイビー、ベイン、『バットマンビギンズ』に登場したラーズ・アル・グール、『ダークナイト ライジング』に登場したベインなどなど
とにかくほぼオールスターやんけというくらいのヴィランが登場し、
ほかにもDr.ストレンジやハーレィ・クイン、ミスター・ザズー、マッドハッターやハッシュなどなど
多分50人くらいはいる
プレステやセガサターンが流行ったころ、
よくグラフィックが優れたゲームに対して
「映画のようなゲーム体験!」みたいな褒め言葉が使われてましたが
『バットマン:アーカムシティ』はもはや映画を越えたといっても過言ではないです
だってヴィランめっちゃ出るからな! 映画何本分だよって話だ
◆お話もメチャメチャおもしろい
で、チンピラを殴るのが楽しいんだぁ
とか言っておきながらナンなんだけどストーリーもすげえおもしろいんですよ
僕はスタッフロールで泣きました
アーカム・シティとかよくないから止めなあかん、
とバットマンは表の顔であるブルース・ウェインとして、あくまで政治的にこの問題を解決しようとするんですが
そこにアーカム・シティの設立に関わったヒューゴ・ストレンジの私兵がやってきてウェインを捕まえてしまう
しかもなんか知らないけどこれまで必死に隠してきたバットマンの正体はブルース・ウェインであるという事実もストレンジは知っていて……
というプロローグではじまる本作品
そこに前述のとんでもねえ数のヴィランが関わってきて(なんせ舞台は収容所なので悪人には事欠かないのだ)いろいろとややっこしいことになってきます
ストーリーの途中でジョーカーとバットマンが電話番号を交換し、
その結果ちょくちょくジョーカーから留守電の録音が入ってくるのですが
憎たらしくもなんだか哀愁漂うメッセージにちょっと感情移入してしまったりします
ジョーカー自体はクソ野郎なんですが
"I have powerful friends Batman!" - Batman: Arkham ...
◆でもシリーズ一作目をやってからにしろ
ここまで「アーカム・シティやれ」といい続けてきましたが
もしあなたがシリーズ一作目である『アーカム・アサイラム』をプレイしてないというのならぜひやるべきです
シリーズ一作目の『アーカム・アサイラム』もめちゃめちゃに面白いのですが
続編である『アーカム・シティ』が『アーカム・アサイラム』をパワーアップしすぎて500%くらい面白くなってしまっているので
『アーカム・シティ』プレイ後に『アーカム・アサイラム』をプレイするのは多分いろいろとツラいと思います
そもそもストーリーが思いっきり地続きなので、
『アーカム・アサイラム』をプレイしていないとなにかと理解できないシーンが多くなってくるかと思います
無理強いするわけではありませんが、『アサイラム』やってないんなら、クリアしてから『シティ』に取り掛かりましょう
◆『アーカム・ナイト』もやろう
夏にはPS4対応で(海外ではXBOXOne版もあるんですが)シリーズ完結作の『アーカム・ナイト』がリリースされます
これもトレーラーを見る限り身をよじるほど面白そうなので
『アサイラム』『シティ』をプレイしたのならマストバイです
僕も買いたい
買いたい……(PS4持ってない)(液タブ欲しい)(WiiU買っちゃった……)
ゲーム『バットマン:アーカム・ナイト』ゲームプレイトレーラー 2015.7.16発売 - YouTube
ほしい