DOOMの癒やし
Steamのサマーセールで買ったDOOMをクリアしました。いいゲームでした。
暴力はすべての問題をポジティブに解決する! そんなゲーム。
グロテスクな行為を働く恩恵がとても強いのでプレイヤーに積極的にグロテスクに敵を殺させようとするゲームデザインがとても素晴らしい。
ひたすらに暴力的なゲームなのにプレイしているととても癒やされ、1日1時間半ほどずつ眠る前に少しずつプレイして「あー今日も楽しかった! 眠ろう」と1日を終えられる良質なゲーム体験でした。
こんな全編ズンドコベロンチョなゲームなのにプレイしてると癒やされる! 少年の心になる! アイドルマスターやってるときよりも心が穏やかな温かみを覚えてしまう!
サイバーデーモンとスパイダーマスターマインド。
元祖DOOMについてはご多分に漏れず何回もプレイしたことはあるものの、じゃあクリアするほどやりこんだのか? すげー好きなのかというとそうでもなく、なんかのデモ版とかをそのときそのときでなんとなくプレイしてDOOMのことが頭に残り、後から調べ物をして「あっ、あのゲームってそんなにすごいゲームだったんだ」と気づくようなそんな距離感でした。
だから後からインプ、カコデーモン、マンキュバス、バロン・オブ・ヘル、レヴナント……などを認識し、このたびそんな愛着はないのに知っている偉大なモンスターたちに妙な感覚の再会をするという不思議な体験を得ました。
なんだろうね、ウルトラ怪獣百科で知ってる超メジャーだけど登場回はちゃんと見たことが無い怪獣に、メビウス以降のウルトラマンで出会って「あっ! 知ってるぞ、懐かしいなあ」と思う感覚かなあ。
サイバーデーモンのロケットランチャーなんかは「知らないけど知ってる!」という感じで楽しかった。
DOOMguyとハイデンのあいだの、「互いに信用はしていないが、自らのやりたいことを完遂させてくれるその能力に信頼は置いている」というような関係性、その互いに憎むとも憎まないともならない、不思議な別れはなんとなく心地よいBLというかブロマンスというかそういうものを感じました。VEGAの無害で優しい自己犠牲には泣いた。
この暴力ジャイアン、マッドサイエンティスト、優しい人工知能の3人の男が世界を救うという構図も不思議と心地よかったですね。ハイデン博士のフィギュアほしーな。
ところでDOOMguyはDOOM1・2の主人公と同一人物なのでしょうか。なんとなくそうだとうれしいなと思いました。いいゲームやった。
追記……本作はオープニングもエンディングもタイトルロゴの出方が神。最高潮に持って行ってくれるアゲアゲ演出でした
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